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rREHA CARE 2014



REHA CARE 2014  REPORT
毎年ドイツで開催される福祉用具機器展「REHA CARE 2014」に行ってきました。

                                                                                             

ラインダム・リハビリテーション・センター・研究所  オランダ:ロッテルダム 
 
     

概要:施設紹介

120床。大学病院(スタッフ数13000人。がん・小児・総合医療の3本柱)併設の施設。
福祉用具の研究開発・製品安全規格・臨床的テストなどは
VILANS/マーストリヒトが集中して関わってきたが、最近それらの機能部門をオランダ全国にある14の代表的なリハセンターに分散されて設置されている。その14センターの中心的機関である。また、脳卒中・脳損傷・頸椎脊髄損傷・各種神経疾患に関わる急性期・亜急性期のリハセンターでもあり、エラスムス大学のリハ医学科・理学療法学科や自治体と提携し、神経疾患リハビリテーションのリサーチも行なわれている。Rotterdam Neurorehabilitation Research:略称RoNeRes

1)福祉用具の研究開発・IT&ROBOTICS等の活用(義手テクノロジー、モビリティー・ラボ)
2)急性期/亜急性期リハのショートツアー


CRRR Center for Rheuma and Rehabilitation オランダ:ロッテルダム
 


概要:施設紹介

リューマチ中心のナーシングホームとしてスタートしたが、現在は回復期リハケアを担う地域高齢者センター
(128)として2007年より運営されている。
オランダでは病院退院後の回復期リハをこのタイプのセンターにて集中的に行っており、出来る限り短期間での社会復帰を目指す。
多くのリハ機器・福祉用具とリハ・生活環境を整え、野外の庭を利用した
Gardening Rehabilitation (バリアを使った歩行訓練)も行われている。
日本の本来の意味でいうところの老人保健施設に当たる。

大きく分けると
3つの部門に分かれている。

 

外来クリニック:週2,3回、最高15週間まで診療やトレーニングを受けることが出来る。

日常生活の中で歩行、平衡感覚、痛み、睡眠問題などがある55歳以上の人が診療を受けられる。GPの紹介状が必要。通院により機能制限の緩和、より長期の自立生活が可能になる。

 リハビリ・クリニック:入院病床あり。

MSR(Medisch Specialistische Revalidatiezorg):Medical Specialized Rehabilitation CareGRZ(Geriatrische Revalidatie Zorg)Geriatric Rehabilitation Care の二つに分けられ、両者とも病気・事故又は先天的障害・加齢による機能後退に対応。多専門的治療の適用に関しては、前者はリハ専門医、後者は老年医学医が担当する。両者とも最終的には自宅での自立生活復帰が目標であるが、前者は短期間入院、後者は最高半年間入院を目処としている。

 ナーシングホーム:病床あり。自立生活が不可能になった患者が入所する。

1)自立生活に向けた回復期のリハの実態  

2)リハ機器・福祉用具の利用(活用)状況

リューマチの医療が進み患者数減少の為、高齢者医療にも力を入れられた。
リハビリ室には多くのリハ機器が並んでおり、フィットネスクラブのようだった。
歩行訓練をされている方、車いすに乗ったままペダルをこいでいる方、それぞれに目の前に映し出されるモニター(外の景色が変わる)を見ながらトレーニングされていた。
お庭に在宅をイメージした道、階段、サイクリングロード等がありそこでリハビリをされている。
一見普通の庭のように見えるが、いたる所で工夫がされている。レンガ畳の歩道の所々に砂砂利や砂道、スロープ、階段、電車のレールなどがあり、スムーズに退院後社会復帰できるようにリハビリが行える開放的なガーデンだった。


VERGO オランダ:ロッテルダム(リハ機器・福祉用具販売会社)
 


概要:施設紹介


AWBZ(長期老人介護保険)対応やTHUISZORGWINKEL(在宅ケア協会・会員制)とも連携しているショップ。販売・レンタル・顧客相談・修理などに対応している。
 

1) 取扱商品の見学
2)流通(直接販売・病院/施設への販売)・保険対応など

1985年シモーネさん、コリーンさんの2人の女性により設立された。Vegroの会社名称は、彼女らの名前から2文字、3文字を取っている。シモーネさんはLisse地域の看護婦として従事していた。
地域医療で患者に必要な器具があり、ウエイティングリストでなかなか手に入らなく、手に入っても汚れていた。
患者さん達は、器具を待っている時間などなく24時間ヘルプを必要としているので、そういう人たちに器具を貸し出すショップを自分で始めようと思った。



NURSING HOME DE POL, Nijkerkナーシングホーム・デポール/ナイケルク オランダ:ユトレヒト
 
     


概要:施設紹介

2005年から脳卒中と同時進行で国のモデル事業として開始されたオランダ認知症統合ケア・プログラム(LDP)の実践の講義と見学。

1)認知症高齢者に対する国家政策と事業とオランダ認知症協会と各支部の連携
2)GP/医師、理学・作業・言語・運動の各療法士、臨床心理士、看護師、介護士等の専門職の連携
3)オランダの高齢者介護制度とサービス、AWBZ(高齢者長期介護保険)の講義
Dr. Pieter Huijbers (VILAN・オランダ介護研究所):数年前からLPDの中心メンバー。
VILANSは高齢者を中心とした福祉・介護・保険制度とサービスに対応しているNPO団体で、国家戦略としての認知症対策プログラム(LDP)にも深くかかわっている。

4)施設の紹介・見学最新の高齢者施設



DIAKONESSENHUIS・ディアコーネッセンハウス病院 オランダ:ユトレヒト
 


概要:施設紹介

主に高齢者の脳卒中と心臓病に対応するリハケアを実施。
付属機関として
Warandeワランデ介護センター(退院後リハビリを必要としている人、手術後、短期間の回復を必要としている人、自立した生活が不可能な人を対象とした介護施設)のリハビリ部門が病院内にリハビリ科として併合されている形で、最高責任者は介護施設医。

1) 脳卒中心のリハとケア  
2) 生活環境(ADL支援)及びリハ機器・福祉用具の利用状況見学





アルツハイマー・カフェ 認知症対応 オランダナイメーヘン
 


概要:施設紹介

市のグランド・カフェを月に一度活用している。認知症者へのサービス・家族の利用など。

1)プレゼンと見学

2)福祉用具の活用とデーターベース(VILANS, FIREVANED/オランダ福祉用具協会/企業サイドからの3方向からの視点~3つのwebsite) 

オランダでは国家を挙げて認知症対策に取り組んでいる。
アルツハイマー病だけでなく、認知症すべての人が対象で、本人、家族、友人、ケアプロバイダ、専門家が集まって情報交換や相談、専門家のアドバイスを受ける事ができる。
アルツハイマーカフェは全国統一の呼び方で、オランダ国内に現在230か所ある。


高齢者リハビリテーション病院(デュッセルドルフ郊外のラインベルグ市) オランダ
 



概要:施設紹介

Fachklinik fuer Geriatrische Rehabilitation St.Marienhospital Orsoy 

高齢者に多い脳卒中・骨折・糖尿病などを中心に対応。
入所・家族ホテル・通所・デイケア・ショートステイの機能あり。
運営理念はリハ後の自立支援と介護予防。

入院患者のパートナーが一緒にリハビリ指導を受けるために病院近くの集合住宅を借りている。
個別リハビリはプライバシーを考慮して個室で行われていた。
作業療法室には台所の作業、洗濯、アイロンかけや物干し、収納などがあり、家事全般をリハビリできるようになっていた。




ザニテートハウス(福祉用具ショップ)・Stortsz ドイツ:
 


概要:施設紹介

ケルンにあるヨーロッパ最大の福祉用具ショップ。
福祉用具・リハ機器・整形外科機器
(義肢装具)・介護用品・衣料品・健康機器など幅広い商品を扱っている。療法士・義肢装具士(マイスター)など専門家が対応。






REHACARE2014展示会 ドイツ:デュッセルドルフ
 


概要
                                                 

9月24日(水)―27日(土)  10:00-18:00 (土曜日 -17:00

展示・公開フォーラム・スポーツアクティビティー・文化展示・会議など。





番外編*ヨーロッパの街並み
                                                                   
                                                                   
                                                                
 
     
     
     
     
     

下記の内容で当研修団がドイツデュッセルドルフ地元紙の取材を受け新聞の記事となりました。    
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Reha in Orsoy ist Vorbild für Japan


FOTO: Armin Fischer
Eine Delegation aus Japan war gestern in der Fachklinik Orsoy zu Gast. Die Einrichtung bietet Platz für 100 Patienten. Dazu werden ganzjährig zehn Kurzzeitpflegeplätze vorgehalten.
Rheinberg. Delegation aus Yokohama besuchte gestern die Fachklinik für geriatrische Rehabilitation an der Rheinberger Straße und war voller Anerkennung für die dort geleistete Arbeit: "Die Deutschen sind uns da weit voraus". Von Erwin Kohl

"Wir waren völlig überrascht, als die Anfrage kam", gesteht Michael Koziel, Leiter der Fachklinik für geriatrische Rehabilitation in Orsoy. - Gestern besuchte eine 20-köpfige Delegation aus Ärzten Pflegern, Physio- und Ergotherapeuten aus dem japanischen Yokohama die Einrichtung an der Rheinberger Straße. Die Geriatrie oder auch Altenheilkunde ist ein relativ junger Bereich der Medizin, der sich um die Versorgungsstrukturen älterer Menschen kümmert. "Wir erfassen den ganzen Menschen mit seinen Defiziten, sorgen beispielsweise für eine optimale Medikamenten-Einstellung", so Koziel, der an einem Beispiel deutlich macht, was mit einer umfänglichen Betreuung in seinem Haus möglich ist: "Wir haben vor kurzem eine Patientin entlassen, die ist 102 Jahre alt und kann jetzt wieder selbstbestimmt zu Hause leben."

Rund 4000 Euro kostet eine solche ausgiebige Reha-Maßnahme im Durchschnitt. Kosten, die weit unter denen liegen, die für einen langfristigen Aufenthalt in einer Pflegeeinrichtung anfallen. "Reha vor Pflege" lautet daher auch das Motto der Krankenkassenverbände. Das möchten die Gäste aus Japan gerne übernehmen. "Wir haben erst vor fünf Jahren die Wertigkeit von Reha-Maßnahmen erkannt. Da sind die Deutschen uns weit voraus", berichtet Shinichi Watanabe, Leiter der Delegation. Bis dahin, so Watanabe, haben Ärzte und Therapeuten getrennt voneinander praktiziert. Für den Direktor des Yokohama Rehabilitation Center spielt auch der Kostenfaktor eine zunehmend größere Rolle. Der und die mehr noch als hierzulande voranschreitende demografische Entwicklung sorgten letztendlich für ein Umdenken. "Der Staat hat erkannt, welches Einsparpotenzial die Geriatrie bietet und forciert seitdem dieses System", sagt Shinichi Watanabe. Das wurde auch deshalb nötig, weil sich die Gesellschaft grundlegend verändert hat. Wurden ältere Angehöriger bis vor wenigen Jahren überwiegend in der Familie gepflegt, sieht das heute ganz anders aus, erläutert Chefarzt Dr. Jürgen Ziegenfuß: "Die Familienstrukturen, wie auch wir sie früher hatten, gibt es in Japan immer weniger."

Beim Rundgang durch die Orsoyer Einrichtung interessierte die Gäste, die derzeit die in Düsseldorf stattfindende Fachmesse Rehacare besuchen, neben der medizinischen Betreuung das technische Equipment. "Sie haben uns versichert, dass wir hier wirklich sehr gut ausgestattet sind", freut sich Michael Koziel. Das bestätigte auch Shinichi Watanabe zum Abschied nach dem zweistündigen Rundgang: "Was wir hier gesehen haben, möchten wir mitnehmen und in Japan umsetzen." Gastgeber Michael Koziel zeigte sich von dem Austausch ebenfalls angetan: "Das war für uns genauso spannend wie für sie."

Quelle: RP 




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