| 2008年10月25.26日で宮崎県で開催された日本社会医療学会第9回学術大会において個別発表を行いました。 |
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「個人情報と薬局業務のあり方」
タイヘイ薬局しろいし店 薬剤師(M・M）・タイヘイ薬局Aコープ店 薬剤師（I・S） |
【目的】
2005年4月1日より個人情報保護法が全面施行されました。法律の主たる目的は、個人情報の有用性に配慮しつつ個人の権利利益を守ると言うことであります。さて、私たちが働いております調剤薬局の現状は、この趣旨においてあまりにも無防備ではないでしょうか。それに反して患者様から頂く個人情報の数は少なくありません。特に医療業界においては他の業界よりも高いポリシーとシステムが必要だと考えられます。
【方法】
調剤薬局の業務の中で業務の種類ごとにリスク度を数値で表すことでどこの部分の業務がリスク度が高いのか、低いのかを薬剤師、事務職員の意識の徹底を図り、リスク度が高いところでは、どういう措置を講ずべきかなどを、研修、教育、または監査の中で議論し研究を図り、進歩がみられました。ただ漠然として、個人情報の安全な管理といっても、現場での認識は今一歩の感がありましたが数値化することで、理解が進みました。リスク度評価の数値化にあたっては、脅威の可能性、脆弱性の程度、影響度の3点で行いました。
【結果・考察】
他の薬局との差別化を図り生き残っていくのかは、調剤薬局の今最大のテーマであり急務の課題であります。そこを、真正面から取り組むことによって患者様からの信頼を勝ち取り地域に根ざした本来の調剤薬局の使命があると考えました。
それがプライバシーマークの取得と更新でありました。また今回の副産物として、調剤業務の無駄の排除と効率化が進み、ここのところの改善が最大の収穫だったのかも知れません。
企業のトップの強い意志と理念が今回の改善につながり、また継続することによって、ただ単に、患者様の個人情報の安全な管理の面だけでなく、薬局全体の業務改善に今後も邁進したと思っております。
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日本社会医療学会に参加して・・
今回、初めて、日本社会医療学会学術大会に参加、そして、発表して、大変いい経験が出来たと思いました。
あれほどの大きな大会で発表できることも多くはないことですし、今年卒業した母校で発表できて、発表も少し
不十分なところもあったとは思いますが、無事終えることができてよかったと思いました。今まで、学生の時など
も医療学会に参加したことがなかったので、水野肇先生の話を聞くのも初めてでしたが、これまでの医療、そして
これからの医療のあり方について大変わかりやすく講演していただいて、医療従事者として働いていく者として
とてもためになる講演であったと思いました。タイヘイ薬局グループとして、医療学会に毎年参加し、発表する、
ということなので来年は今年よりもよりよい発表ができるように、内容、発表ともに今年以上に充実したものにして
いきたいと思います。 タイヘイ薬局しろいし店 薬剤師 （M・M）
日本社会医療学会に参加して・・
日本社会医療学会に参加したことで、過去の医療の良かった点、過去の医療が現在通用しなくなった背景、
現在の医療の問題点等を提示されたこと、また地域医療を支えるためには、地域の人がどのような行動がとれる
のか考えさせられた事で、日々の業務では得られない知識や、今まで深く考える事の少なかった現在の医療情勢
と社会的背景を知る事ができました。また、他の医療職のシンポジストの先生方の話しから、それぞれの専門性を
活かした治療や診断を学び、医療人としての視野を広げることができ、勉強になりました。学会といえば、私の勉強
不足で理解することが難しいものが少なくないですが、今回の学会のシンポジウムは大変分かりやすいものでした。
私も、薬剤師として自分でも取り組めそうなテーマをみつけ、シンポジストの先生方のように、自分の言葉で、分かり
易い説明が出来ればと思いました。その為には、日頃から何かテーマをみつけ自分なりに考え、自分の言葉で人に
伝える事を心掛けようと思いました。 タイヘイ薬局Aコープ店 薬剤師 （I・S）
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