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第10回 日本薬局学会学術総会 in 京都 REPORT
2016年10月29・30日に京都で第10回日本薬局学会学術総会が行われました。


1日目
「認知症患者における残薬確認」というタイトルでポスター発表を行いました。

今回、学会に参加してたくさんの刺激を受けたので今後の日常業務に活かし、来年も学会に参加できるように頑張っていきます。
     
     
第10回日本薬局学会1日目 2016年10月29日
1日目はランチョンセミナーより参加となりました。 11:50~ランチョンセミナー 演題:健康サポート薬局時代の薬剤師のコミュニケーション 演者:井手口 直子先生 概要:かかりつけ薬剤師や健康サポート薬局制度が始まり、薬剤師の業務内容も「対物」 から「対人」へ重点がシフトしていかなければならない。この新しい制度が始まって、患 者が薬剤師の何を求めているのか?、今後、患者とのコミュニケーションをうまく行うた めにどのようなことに気をつけていけばいいかなどの今後の業務に役立てられるようなヒ ントを学ぶことができた。患者が薬物治療を継続できるように薬剤師は、患者との信頼関 係を築かなければならない。病気になって薬を飲むようになってしまった経緯や患者一人 一人が思い悩んでいることをうまく聞き出し、それぞれのナラティブストーリーに基づい たコミュニケーションをとっていかなければならないと思う。患者の信頼を得、治療を行 おうとする患者の動機を高めていくことが今後の薬剤師の使命と考えている。
13:00~ポスター閲覧、機器展示を見学    143例のポスターが掲示されていた。    各社の新製品や人気商品が多く展示されていた。
14:30~ワークショップ 演題:健康サポート薬局の果たす役割~検体測定室の体験・事例から~ 概要:研修を主催していた薬局にて検体測定室を作られており、社内にて一定の研修(知識・ 技術)を終了した薬剤師が検体測定室にて業務を行うような体制をとられていた。そして、 研修を終了した薬剤師は、健康フェアを開催し、健康相談に応じるなど地域の健康維持・ 増進に大きく活躍されていた。実際に問診の取り方や説明・同意書をもらうとこまで詳し く学ぶことができた。また、実際に指先の血液をとり、ヘモグロビンA!Cを測定すること も行なった。グループワークでは、検体測定室で得られたデータと生活スタイルなどの問 診を通して、この方にはどのようなアプローチをしていったらよいかを皆で話し合い、最 後に発表を行なった。これからの健康サポート薬局として欠かせない事業に活かせるワー クショップであった。
17:30~買い物タイムで、各々お土産をたくさん購入されていました
19:00~逸品「はし長」にて夕食 ミシュランガイドにも掲載された京都の和食屋で、体にやさしい料理とお酒を皆でいただ きました。
以上で1日目は終了
 REPORT  REPORT
  


2日目
京都での学会2日目。この日は晴天に恵まれ、非常に気持ちのいい1日のスタートとなりました。本日はポスターで2名、口頭で1名の発表があります。

さて、学会に出発!…とみせかけて、午前中の発表までの時間を利用して、みんなで観光に行きました。せっかく来たので、学会も観光もどちらも楽しみます!

向かった場所は「清水の舞台から飛び降りる」などのことわざにもなるほど有名な清水寺です!紅葉はまだでしたが、独特の雰囲気や綺麗な景色、立派な建物の迫力に圧倒され、とても感動しました!
みんなで楽しく観光できてよかったです。

さて、急いで学会会場に向かいます。午前中はポスター発表1名です。残薬整理の取り組みについての発表で、認知症の患者様において、ご家族の方も含めた対応などについて他の薬剤師の方とディスカッションされていました。

食事を終え、午後からはいよいよ口頭発表です。在宅でのコンプライアンス、化学療法の副作用についての発表を行いました。多職種と連携し、安全な薬学管理を実施した一例でした。大勢の前で緊張されたとのことでしたが、立派に発表されてあり格好良かったです!

私も検体測定室についてのポスター発表を行い、他の薬局様での取り組みについて意見交換でき大変勉強になりました。

こうして、全日程終了です。
終わってみるとあっという間に感じ、それだけ充実していたのだなと思います。
皆様お疲れ様でした!

最後に、学会に参加させていただき大変ありがとうございました。
KANAGAWA 

当学会に参加するのは初めてではありません。今まで毎年参加してきましたが、年々参加する薬局や企業、薬剤師その他職員の取り組む内容はレベルアップしてきていると感じます。
特に今回の学会においては在宅医療・予防医療・医療費削減などのテーマについての発表が多く見受けられ、社会的な問題を解決するためにも各企業がそれぞれの方針や志を持って取り組んでいるのだと思います。少子高齢化が進む日本において社会的な問題は非常に大きく、これらを解決するために薬剤師がどのようにアプローチするか、当社においてもこれから新たな取り組みを考え、その時代時代に応じたサービス提供を考えていかなければなりません。
当社がまだ行っていない取り組みなど様々なことを他企業は行っており、当社においても参考にしなければならないことは多数ありました。しかし、他企業が行っている取り組みもまだ発展途上のものも多く、
「この発表内容はもう少しこの点を改善できるのではないか」
「自身がこれを行う場合には、結果に対する評価方法を定める必要がある」
「これを実施するためには現在の知識では不足しているので、書籍などで学習する必要がある」
など気づきが多かったと感じています。
学会に参加することは自身のモチベーションを上げることにつながるという意見もありますが、具体的な行動を起こすための参考資料という面が本質です。
当社の業務において次の行動を考え、今日からすぐに実行します。


薬剤師 : Y・T
第10回日本薬局学会に参加させていただきました。
学会のキャッチコピーともなりましたが、まさに「保険薬局 躍動の年 真髄にせまる!」です。
今回のかかりつけ薬剤師や健康サポート薬局という新しい制度が始まって最初の学会でしたので、患者様やその家族を中心とした薬剤師の取り組みが数多く発表されていました。本来あるべき薬剤師の姿に皆が舵をとって進んでいる印象を受けました。私もこの船に乗り遅れないように一緒に漕いでいきたいと思います。大変貴重な2日間を経験をさせていただきました。


薬剤師 : H・M
第10回薬局学会学術総会に参加をさせて頂きました。
かかりつけ薬剤師や健康サポート薬局など、今までとは異なり、薬剤師としての職能発揮が期待されています。学会発表では、一人一人の患者様に合わせた服薬時のサポートなど、先輩方の責任や熱心さが伝わってくる内容ものばかりでした。
今回学んだことを生かし、色んな面から患者様のサポートができるようになりたいと感じました。


薬剤師 : M・T
10月28日・29日に京都で行われた第10回日本薬局学会学術総会に参加させていただきました。
私は「認知症患者における残薬確認」というタイトルでポスター発表を行いました。
普段お話しすることのできない薬剤師の方々から
ご意見・ご指摘をいただけき、大変勉強になりました。
また、これからの薬剤師の仕事は「対物業務から対人業務へ」シフトするということで
患者の状態を中心に、薬に限らず
コミュニケーションや精神的なケアについての
発表や公演が多かったのが、印象的でした。
今回、学会に参加してたくさんの刺激を受けたので
今後の日常業務に活かし、来年も学会に参加できるように頑張っていきます。

薬剤師 : S・T

10/29.30で日本薬局学会に初めて参加しました。基礎研究の学会は参加したことあるのですが、現場の学会は初めてでした。現場の方々がどんなことを考えて日々の業務にあたっているのかを知ることができました。
また、最近話題の健康サポート薬局の話も多く薬局それぞれの取り組みを知ることができました。薬剤師業務が対人業務になっていくことで職能も広がっていくと思うのでこのような学会に参加することでいろんなことを学んでいきたいと思います。

薬剤師 : N・H
第十回日本薬局学会学術大会に参加した。
今年から健康サポート薬局やかかりつけ薬剤師など、より患者や地域に密着したサービスが求められるようになったが本学会でもそのような発表を多く目にした。
対物業務から対人業務へのシフトに伴い患者一人一人の薬を担当するという責任感を持ち、様々な観点からより良い薬剤管理を実現しなければならない。
刺激を受けた発表も多く、ボランティアで患者宅まで赴き残薬整理を実施されている例や、多くの薬を飲んでいる患者の不要な薬の削減などが印象に残った。
また、今回は検体測定室について発表したが、他の薬局での実施例を勉強することができ、大変参考になった。セルフメディケーションの観点からも薬局機能の一つとして今後更に重要になると考えられる。
全体を通して、薬局も薬剤師も変化を迫られており、対応できるよう行動していかなければならないと感じた。

学会に参加させていただきありがとうございました。


薬剤師 : T・Y


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